はじめよう朝茶。カラダに効くお茶習慣。

「朝茶に別れるな」

「毎朝お茶を飲むことを忘れず、習慣にしなさい。」という意味ですね。
朝茶は身体に良いだけでなく、一日の災いから守ってくれるげん担ぎとも考えられ、飲み忘れると縁起が悪いとも言われていました。
朝茶にまつわることわざは、「朝茶は七里帰っても飲め」「朝茶はその日の難逃れ」
「朝茶は福が増す」など多数あり、いずれも朝茶の大切さを説いています。

朝茶にはメリットばかり。

お茶には、カフェインやポリフェノールの一種であるカテキン、ビタミンCなどの成分が含まれています。カテキンは、活性酸素を減らす抗酸化作用や、アレルギー抑制、脂肪の燃焼、免疫力を高める働きなども期待できるといわれています。カテキンの抗ウイルス作用は、熱湯で淹れてしまうと効果が得られない可能性があるので、 80°Cくらいのお湯を使うと良いそう。

一年の始まりは元日。一日の始まりは朝。

最近ではペットボトルのお茶も種類豊富で、甘みがあって美味しい商品がたくさんありますよね。
便利なペットボトルのお茶とは対照的に、手間はかかりますが、朝茶は、急須で淹れた温かいお茶がおすすめです。
朝食前の空腹時に、温かいお茶を飲むと内臓が温まり、胃腸が目覚めて消化も良くなります。
体温が上がり、免疫力アップが期待できます。
カフェインの効果で目が覚めて頭がすっきりするので、朝が弱い人にもおすすめです。
自分のために、大切な人のために、朝茶を淹れることをモーニングルーティンにしてみてはいかがでしょうか。